２月２４日（月）に「令和６年度奈良市地域に飛び出す学生支援事業」で企画が採択された奈良県立大学の農業LOVERS（奈良県立大学の学生が有志で立ち上げた組織）の学生の皆さんが「田原地区魅力発信イベント」を開催しました。これまで、本校の６年生と奈良県立大学の学生は交流学習を続けており、地域の方の協力を得ながら、田原で受け継がれてきた歴史や文化、農業などの産業に触れ、田原の素晴らしさを再認識するとともに、地域が抱えている課題について考えてきました。今回のイベントでは、産業や歴史（お茶や古事記を編纂した太安万侶）を中心に田原の魅力を発信するとともに、これまでの交流学習の成果である田原押しマップを紹介しました。アイスブレイクによる参加者の交流からイベントは始まり、田原地区で生産されている茶菓子を食べながら学生の皆さんが入れた田原のおいしいお茶を飲むなど、参加者が楽しめるように主催者の学生の皆さんが工夫し進行されている様子でした。学生の皆さんの田原の魅力を知ってほしいという熱い思いと参加者に楽しんでほしいという温かな気持ちが伝わってきました。今後は、地域でのイベントや田原小中学校での集会等で、交流学習の成果を発表をする予定です。また、これまでの交流学習の成果である田原押しマップなどの田原の情報を収めた冊子を協力していただいた田原地区の各事業所・店舗などで配布できるように、田原地域自治協議会の協力のもと、奈良県立大学の農業LOVERSの学生の皆さんが準備を進めています。