学 校 紹 介 | 校 長 室
学校長あいさつ
自然、歴史、伝統のまち 田原へようこそ
田原地区には「古事記」の編纂に関わった太安万侶の墓、「万葉集」に和歌を残す志貴皇子の春日宮天皇陵、光仁天皇陵があります。また伝統芸能の「祭文」は県無形民俗文化財に指定され、保存会の方を中心に継承されています。里山と田畑に囲まれて家屋が点在する田原は近鉄奈良駅から車で15分たらず。風渡り水さざめく不思議な空間であり、カンヌ映画祭でグランプリを受賞した河瀬直美監督(奈良市在住)の「殯(もがり)の森」の舞台となりました。
田原小中学校は2005年に奈良市小中一貫教育パイロット校としてスタートしてから、小中一貫教育の実践を積み重ねてまいりました。子どもたちのために、教職員、保護者、地域が手を携え、力を合わせ、話し合いを重ねながらよりよい学校づくりに取り組みます。
田原小中学校の特色は
1:
「少人数の良さ」を生かして、個々に応じたきめ細かな学習や教育活動を展開していきます。児童生徒と教員がお互いに顔が見える関係を大切にします。
2:
「カリキュラムを工夫」して小中の教員が校種を越えて授業を行います。中学校の実技教科担当の教員等が教科の専門性を生かした指導を小学生の児童に対して行うとともに、小中の教員が協力しながら9年間を見通し、小中の接続を意識した授業を進めていきます。
3:
「特色ある教科」として、総合ならでは、田原ならではの地域とのつがなりを大切にした学習に加えて、ICTを活用し様々な発信をしていきます。
4:
「ブロック制」を大切にして、1年生から4年生まで前期と5年生から7年生までの中期、8,9年生を後期として、発達課題に応じたブロックでの活動や行事を通して、豊かな体験活動やリーダーの育成をおこないます。
縦割り活動として1~9年生までの異年齢集団での交流をすすめ、人を思いやる心を育てています。
5:
「地域に根ざした」コミュニティースクール(運営協議会)として、恵まれた自然環境の中で、田原ならではの文化や伝統芸能、産業についてゲストティーチャーとして来ていただくなど、多くのお力をいただきながら共によりよい教育を目指していきます。
校長 坪内 慎一朗